ラーメン業界の課題解決 株式会社新越ワークス(新潟県燕市)がラーメンスープ用冷却器を開発

回転式ラーメンスープチラー『QULIYA CHILLER M-002』 ※プレスリリースより
キャンプ用品アウトドア用品を製造販売する株式会社新越ワークス(新潟県燕市)は6月23日、東北大学多元物質科学研究所(宮城県仙台市青葉区)と共同で、回転式熱交換方式を採用したラーメンスープ用チラー「QULIYA CHILLER 小 M-002」を開発したと発表した。大量調理したラーメンスープの冷却工程で使う厨房機器で、ラーメン店やセントラルキッチンなどへの展開を目指す。

回転式ラーメンスープチラー『QULIYA CHILLER M-002』 ※プレスリリースより
開発は2019年に着手し、2022年から東北大学多元物質科学研究所の丸岡伸洋助教と共同研究を始めた。丸岡助教が研究する回転式熱交換システムを応用し、調理後のスープが入った寸胴鍋に本機を投入し、水道水を流しながら運転して熱交換する仕組み。中心円筒は700rpmを基本に、最大1000rpmまで調整できる。

※表示のデータは36ℓの豚骨スープ/濃度Brix:16/2025年10月測定
同社によると、従来のシンクに水や氷をため、寸胴鍋を外側から冷やす方式と比べ、約2〜4倍の冷却速度を実現した。36リットルの豚骨スープで測定したデータでは、冬場は約10分で20度程度、夏場でも約20分で20度台まで冷却できることを確認したという。同社は、冷却時間の短縮により、衛生管理の向上や省力化、水道・氷使用量の削減につながるとしている。提供はレンタル方式となる。
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