佐渡観光交流機構、インバウンド旅行基盤構築事業を開始

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一般社団法人佐渡観光交流機構(新潟県佐渡市)は、観光庁の「観光需要分散のための地域観光資源のコンテンツ化促進事業(新創出型)」に採択され、このほど事業を開始した。フランスと北米の富裕層を対象とした高付加価値の訪日旅行商品の造成と販路開拓を通じ、佐渡島のインバウンド旅行プラットフォームの構築を目指す。

同機構によると、2024年に「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録された一方、欧米向け観光は金山への訪問に偏り、能楽や食文化、ものづくり、地域の暮らしなどの地域資源が十分に旅行商品へ反映されていないことが課題という。また、従来の旅行商品造成では継続的な販売につながらないケースがあったことから、市場ニーズを起点とした「マーケットイン方式」を採用する。

事業では、欧米市場に販路を持つ海外旅行会社と商品設計段階から連携し、「佐渡の人に出会う旅(Living Heritage Experience)」をコアコンセプトに5つの旅行プランを設計する。ワークショップを経て商品を確定し、2026年10月からテスト販売、2027年4月から本格販売を開始する予定としている。

さらに、旅行会社や地域事業者と連携し、英語・フランス語対応の予約・問い合わせ窓口の整備、多言語の販売資料やランディングページの制作、ガイド体制の強化などを進め、継続的なインバウンド受け入れ体制の構築を図るとしている。

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