【遠隔臨場の導入効果と事例】小柳建設が建設現場の遠隔支援MRツールの解説本を発売

「建設現場をアップデートする ホロストラクションパーフェクトガイド」 画像提供:小柳建設株式会社」
小柳建設株式会社(新潟県三条市)は9月29日、書籍「建設現場をアップデートする ホロストラクションパーフェクトガイド」(幻冬舎)を発売する。同社が独自に開発した建設業向けの遠隔コミュニケーション・施工支援ツール「Holostruction(ホロストラクション)」について、機能や活用方法に加え、遠隔臨場をはじめとした導入効果や事例を体系的に解説している。著者は同社専務取締役COOの中靜真吾氏。
本書は、2021年に発売した「ホロストラクション完全マニュアル」の改訂版。建設現場の生産性向上や人手不足対策、技術伝承などに取り組む企業の担当者のほか、建設業界を目指す学生や若手技術者に向けた1冊としている。
「Holostruction」のすべてを一冊に
Holostructionは、同社が建設現場で培った知見をもとに開発した、MR(複合現実)技術を使うツール。建築・土木の3Dモデルや写真、図面などを現実の空間にホログラムとして映し出し、複数人が同じイメージを共有しながら協議できる。スマートフォン(Android)やMicrosoft HoloLens 2、Meta Quest 3、MiRZAなどのデバイスに対応しており、場所を問わずに情報を共有できる。
現場へ移動しなくても状況の確認や打ち合わせができるため、遠隔臨場や技術支援、設計協議、安全確認など、さまざまな場面で使われている。
Holostructionの歩み
2017年に同社の現場の課題を解決するプロジェクトとして開発が始まり、2019年に製品として正式にリリースされた。国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に3年連続で採択されるなど、建設DXを進める技術として発展してきた。
2020年に国内で、2021年に米国で特許を取得した。対応するデバイスを増やしながら改良を続け、2024年には国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に「震災復旧・復興支援技術」の区分で登録されている。
【書籍概要】
書名:建設現場をアップデートする ホロストラクションパーフェクトガイド
著者:中靜真吾
出版社:幻冬舎
発売日:9月29日(火)
定価:1,980円(税込み)
ページ数:200ページ
ISBN:978-4344694408
【著者紹介】
中靜真吾(なかしずか・しんご)
1975年新潟県生まれ。1998年に小柳建設に入社し、公共工事の土木施工管理や品質管理に携わった。実務で培った知見を生かしてHolostructionの開発責任者を務め、執行役員、取締役を経て、2019年から専務取締役COO。著書に「ホロストラクション完全マニュアル」がある。
【関連リンク】
小柳建設株式会社 Holostruction
Amazon 建設現場をアップデートする ホロストラクションパーフェクトガイド
【関連記事】