【新店舗】洋風惣菜にイートイン…新潟伊勢丹の加島屋がリニューアル! ギフトだけでなく日々味わえる加島屋に

新潟伊勢丹地下1階、加島屋の店舗

新潟伊勢丹地下1階の加島屋が9月19日にリニューアルオープンした。売り場には同店限定の洋風惣菜が並び、新設したイートインには「さけ親子丼」などを取りそろえる。夕食に洋惣菜を一品買って帰るのも、買い物の合間に昼食を取るのもいい。贈答用の商品を選ぶだけではない、加島屋の新しい楽しみ方を提案する店舗だ。

加島屋は1855年創業の海産物加工・販売店。定番商品の「さけ茶漬」をはじめとする瓶詰めは贈り物として県民におなじみだ。新潟伊勢丹の店舗は、今回の改装で店舗面積を従来の約3倍の50平方メートルに拡大した。だが、広くなった売り場に並ぶのは、定番商品だけではない。

レジ近くの売り場には、「生姜醤油」と「香草オリーブ」2種の「づけキングサーモン」やマリネサラダ、イタリアンレストラン・Tsubamesanjo Bitとコラボレーションしたリゾット、さらには「メイプルクリームブリュレ」など、従来の和のイメージにとどまらない洋風惣菜と洋菓子が並ぶ。いずれも加島屋本店で買えない新潟伊勢丹限定商品だ。

惣菜のコーナーには同店限定の商品が並ぶ

づけキングサーモン(香草オリーブ)

また、キングサーモンのフライやコロッケといった揚げ物類や冷凍商品も販売。調理に手間をかけずに食事を楽しみたいという幅広い層の需要にも応える。

もう一つの特徴が、店内厨房とイートインスペースの新設だ。「さけ親子丼」と「鮭づくし丼」の2種類を1日30食限定で提供する。定番の商品を具材に使い、その場で加島屋の味を楽しめるようにした。

イートインコーナーは4席、11時から16時の提供

さけ親子丼だけでなく味噌汁や副菜も加島屋の商品で、店舗で購入もできる

新潟三越伊勢丹、バイヤーの長谷川礼人さん

株式会社新潟三越伊勢丹、バイヤーの長谷川礼人さんによると、今回の改装の背景には、ギフト需要や客層の変化に対する課題意識がある。贈答需要が年々縮小する中、両社には、日々の生活で楽しめる商品を増やし、新たな客層との接点をつくりたいという共通の思いがあった。また、「新潟の若い世代にも、加島屋の商品を贈ったことはあっても、自分では食べたことがない人がいる」と話す。贈り物として知られる一方、その味を自分でも楽しんでもらう機会をどう増やすかが課題だった。

そこで、改装の1年ほど前から新潟三越伊勢丹と加島屋の若手社員を中心にプロジェクトを立ち上げ、伊勢丹の店舗の方向性について検討。洋風惣菜も扱うことでより気軽に加島屋の味を楽しめる機会を増やし、イートインでは試食の延長線上として商品に触れるきっかけを作った。

ここでしか買えない商品や新しい取り組みを盛り込んだ今回のリニューアル。長谷川さんは、加島屋の意気込みを「新潟伊勢丹店ではなく『万代の本店』」と表現する。既存店とは異なる品揃えや売り方に、両社が目指す新しい加島屋の姿が表れている。

長谷川さんは語る。「贈り物としての加島屋はもちろん新潟の代名詞の一つだが、それだけでなく、自宅で気軽に楽しめる商品も用意している。ぜひご試食いただき、『こんなにも美味しい商品なんだ』ということを皆さんに知っていただきたい」。

フライやコロッケなどの揚げ物惣菜も用意する

「さけ茶漬」など定番商品も

従来の約3倍の広さになった店舗

 

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