「現金の通し番号を確認したい」警察官名乗る男 妙高市の60歳代女性が185万円被害

妙高警察署
妙高警察署は10月7日に、妙高市内に住む60歳代女性が、警察官を名乗る男らから現金計185万円をだまし取られる特殊詐欺(ニセ警察詐欺)の被害に遭ったと発表した。被害は10月1日から5日までの間に発生した。
警察によると、10月1日に、女性宅の固定電話に大阪の郵便局職員を名乗る男から「9月7日に大阪に荷物を出していませんか」などと電話があった。女性が否定すると、男は「中を見たら現金100万円などが入っていた」「偽名を使われたことに対して被害届を出しますか」などと話した。
その後、大阪府警察本部捜査二課の警察官を名乗る男に電話がつながり、メッセージアプリで通話するよう誘導された。男から「あなたの口座がマネーロンダリングに利用されている可能性がある」「本部に確認したら、あなた名義の通帳に特殊詐欺の犯人から800万円が振り込まれている」
「あなたが持っている現金の通し番号を確認したいので指定した口座に振り込んでください」「お金は2、3日で戻ってきます」などと言われ、女性は指定された口座に現金計185万円を振り込み、だまし取られた。その後、振り込みを不審に思った金融機関の職員が警察に通報し、警察官が女性に確認したことで被害が判明した。
警察は、警察官が電話で捜査対象になっていることを伝えたり、SNSで連絡したり、逮捕状を郵送したり、ビデオ通話で逮捕状を見せたりすることはなく、現金を振り込むよう求めることもないとして注意を呼びかけている。