【中間決算】セイヒョー、富山工場のOEM製品が売り上げけん引で増収も減益に

株式会社セイヒョー
株式会社セイヒョー(新潟市北区)は10月14日、2027年2月期第2四半期決算を発表した。売上高は38億7,000万円(前年同期比24.9%増)、営業利益は1億3,900万円(同25.7%減)、経常利益は1億4,100万円(同29.9%減)、中間純利益は8,000万円(同39.6%減)で増収減益となった。
主力のアイスクリーム部門では、2025年に取得した富山工場におけるOEM(相手先ブランドによる生産)製品の売り上げ増加が全体をけん引した。自社製品では、かき氷カップの販売が伸長したほか、ファミリータイプの2リットルバニラアイスも堅調に推移した。
一方、主要販売エリアの新潟県では前年に比べて猛暑日が少なく、他の販売エリアでも気温が前年を下回る傾向や降雨の影響があった。マルチパックをリニューアルした「もも太郎」の販売拡大に取り組んだものの、かき氷カップ以外の氷菓製品は販売が伸び悩んだ。
和菓子部門では、越後名物の笹だんごや大福の販売が低調だった一方、仕入販売・物流保管部門はおおむね堅調に推移した。
利益面では、エネルギーコストや人件費の上昇に加え、包装資材や原材料の価格上昇により、製造コストが当初の想定を上回った。また、一部商品の販売が計画を下回り、製品在庫の保管期間が長期化したことで、外部倉庫への保管料が増加。売上高の増加に伴う運搬費も膨らみ、販売費及び一般管理費が増加した。
2027年2月期の通期業績予想は据え置き、売上高60億円(前期比25.0%増)、営業利益1億2,600万円(同256.1%増)、経常利益1億2,600万円(同131.0%増)、当期純利益9,500万円(同727.7%増)を見込む。今後、下期の販売・生産計画や費用の見通しについて精査を進め、業績予想の修正が必要と判断した場合は速やかに開示するとしている。