三条高校生が地域交流イベントを企画「ろくのわ」で少し早いハロウィンパーティー(新潟県三条市)
新潟県三条市にある学生の交流拠点「ろくのわ」では2026年10月25日、地元の高校生が企画したハロウィンパーティーが開かれた。お菓子交換やボードゲームなどを通じ、親子連れなど地域住民約20人が交流を深めた。

カードゲームを楽しむ参加者
企画したのは、県立三条高校2年の髙木花埜音(かのん)さん(17)、中林咲綺(さき)さん(17)、原昇大(しょうた)さん(17)の3人である。3人は、学校の探究学習の一環で北三条地域の活性化をテーマに活動する中、地域課題を調べる過程で空き家問題に着目した。「空き家を減らすことが地域の活性化につながるのではないか」と考え、一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト(斉藤巧代表理事、三条市)と連携。さまざまな活動に取り組む中で、同法人が携わった「ろくのわ」のことを知った。生徒たちは、見つけた場所を地域活性の場に生かせないかと考え、地域を盛り上げるためのイベントを企画した。

イベントを企画した髙木花埜音さんと中林咲綺さん
イベントは午前の部と午後の部の2部制で開催された。当日は小雨が降る中、参加者がお菓子を交換したり、ボードゲームを楽しんだりした。カフェなどの出店も企画し、地域住民が気軽に交流できる場づくりに取り組んだ。
イベントの開催は3人にとって初めての経験だった。企業への連絡やメールでのやりとり、広報の方法など、準備には苦労もあったという。髙木さんは「イベントはどうやって開くのだろう、というところから始まった」と振り返る。中林さんは「周りの大人たちにいろいろと助けてもらった。ありがたかった」と感謝を口にした。
生徒らは「今回初めて実施して分かったことや反省を踏まえて、次回に生かしたい」としている。

会場となった地域の交流拠点「ろくのわ」
(文・写真 北条隆士)