「100人の社長を創り出す」アップデート・原山社長、新潟大学で経営経験語る

新潟大学での講義の様子 画像 プレスリリースより

新潟県長岡市の住宅・不動産関連企業、株式会社アップデートの原山長之社長が、新潟大学法学部の授業「賢人会議」で講義した。「自分を見失わない生き方」をテーマに、自身の創業経験や地方での事業展開について紹介し、学生に主体的な進路選択の大切さを伝えた。

原山社長は同県見附市出身。2008年に株式会社船井総合研究所に入社し、約10年間にわたり全国の中小企業の経営支援に携わった。2018年に新潟県へUターンし、アップデートを創業した。

講義では、人工知能(AI)の進化や人口減少が進む社会を見据え、他者に容易に代替されない強みを持つことの重要性を強調。社会で価値を生み出す役割として、顧客の需要を捉える「マーケター」、新商品を生み出す「イノベーター」、組織をまとめる「リーダー」、リスクを取って投資する「インベスター」の四つを挙げ、自ら行動する姿勢が必要だと説いた。

プレスリリースより

自身の事業経営についても説明した。北海道の高断熱技術を取り入れ、資材輸送を工夫するなどして、住宅の性能と価格の両立を図っているという。住宅事業を基盤に、中古住宅の改修や建物解体、トレーラーハウスなどに事業を広げてきた。

同社によると、創業から8年で従業員数は98人、売上高は約30億円に成長。グループ会社の原山化成工業を含めた売上高は約40億円規模となった。一方、創業初期には約1億2,000万円の赤字を計上したほか、参入した訪問看護事業から撤退した経験もあるという。原山社長は、失敗を通じて顧客の需要を学び、改善を重ねてきたと振り返った。

今後の目標には「100の事業と100人の社長を創り出す」を掲げる。建築や不動産を基盤に新規事業を立ち上げ、若手社員に事業や子会社の経営を任せる構想を説明。地域で経営を担う人材を増やし、新たな雇用や事業の創出につなげたい考えを示した。

学生との質疑応答では、就職活動に向けた心構えについても言及。企業から提示される条件や勧誘に流されず、自分がどのような人生を歩みたいのかを考え、自ら判断することが重要だと呼びかけた。

株式会社アップデートの原山長之社長 画像 プレスリリースより

 

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