新潟県の花角英世知事が「しろね えだまめ選果施設」を視察


 

 

 

「しろね えだまめ選果施設」を視察する新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は27日、昨年7月に策定した新潟県園芸振興基本戦略の進歩状況を確認するため、大規模園芸産地の育成に取り組んでいる、白根のJA新潟みらい「えだまめ選果施設」を視察した。

県では現在、農業経営が米だけに依存せずに、園芸の導入や機械化、施設化などを行い経営基盤を強化していくことをサポートする新潟県園芸振興基本戦略を進めており、「しろねえだまめ」の産地育成計画もその一環である。

具体的には現在、首都圏の需要者や市場出荷により契約栽培を拡大し、販売額の安定と向上が図られているほか、枝豆の栽培者へJAによる選定施設の整備や収穫機の貸し付けを行うことによる産地規模の拡大と所得の向上も計画されており、今年6月には、選別から洗浄、包装までの一連の作業を機械化する「えだまめ選果施設」が運転を開始した。

施設に投入された枝豆は、洗浄や冷却、脱水を行いながら、4回に渡る選別が行われる。このうち三次選別では、4Kカメラと赤外線により外形と傷、さらには身が入っていない「中抜け」を弾き、1時間で1,000キログラムの枝豆を出荷可能なものとそうでないものに選別できる。そのため、人の手作業による選別は最終選別のみとなっている。通常、こうした枝豆の選果施設では30人ほどの従業員が作業を行うが、「えだまめ選果施設」では現在15人程度で、今後はさらに省人化を進めていくという。

洗浄から選別、袋詰めまで多くの工程が機械化され、大幅な人員の削減となっている

県では、平成30年の時点で枝豆の栽培面積が40ヘクタール、生産者は91名、そして販売額は約1億4829万円になるが、これを令和6年には栽培面積を85ヘクタール、生産者を95人、販売額は3億円までに拡大していくことを目標としている。

「しろねの茶豆」を試食する花角知事

「しろねの茶豆」

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JA新潟みらいの枝豆選果場が試運転、洗浄から袋詰めまで自動化(2020年6月11日)

https://www.niikei.jp/37262/

連載 新潟の農業 活性化の処方箋は園芸にあり 第4回「生産者の機械化支援で大規模化を図るJA新潟みらい」(2020年2月23日)

https://www.niikei.jp/30593/



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