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新潟県三条市の滝沢亮市長が会見で、ワクチン接種の追加発表や庁内のデジタル化などの取組を発表

新潟県三条市の滝沢亮市長

新潟県三条市の滝沢亮市長は11日に定例会見を開き、新型コロナウイルスワクチン接種に関する追加の情報や、全国初となるLINEを用いた庁内コミュニケーション開始と、県内初の請求書の押印廃止などについて発表した。

また、2011年の東日本大震災から10年が経つことから滝沢市長は「当時私は司法修習生として東京地方裁判所で研修をしていた。普及し始めだったスマートフォンを持っていた同期がその場で教えてくれた、被災地の津波情報に『嘘であってほしい』と感じたことをよく覚えている」と当時を振り返る。そして、「これまで三条市としては水害への備えに重点を置いてきているが、並行して地震などの他の災害のこともより考えていかなくてはならないと思う。被災者に関しても、市としては最後まで受け入れを続けていくつもりだ」と言及した。

 

目次

◎新型コロナウイルスワクチンに関する追加発表
◎全国初・県内初の取り組みで庁内のデジタル化を推進
◎エヴァンゲリオンとのコラボ工具を紹介
◎看護と三条大学関連で貸与型奨学金を拡充
◎旧大崎中学校を改装した施設が開館
◎道の駅「庭園の郷 保内」がリニューアルオープン

 

新型コロナウイルスワクチンに関する追加発表

三条市では、2日に発表した予定通り、22日9時からワクチンに関する相談を受け付けるコールセンターを設置する。電話番号は、0256−33−8780。コースセンターでは相談だけではなく、後述するワクチン接種の申し込みにも使用される。

「接種クーポン券」は4月中旬から65歳以上の高齢者へ優先して配布を開始され、同時に接種予約も開始される。予約方法は、前述のコールセンター、もしくはインターネット特設サイトでの申し込みの2種類。予約時に「個別接種」か「集団接種」かを選択する。なお、各医療機関による個別の受付は行わない。

「個別接種」は、市内33の医療機関において、診察時間内に実施する。「集団接種」は、市内の体育文化会館、総合福祉センター、栄保健センター、下田保健センターの4施設で行う。日時は、接種期間中の水・木・土曜日の13時30分から18時と、日曜日・祝日の9時から12時・13時30分から16時30分。

高齢者施設などの入所者と職員に関しては、社会福祉法人などと連携しながら嘱託医による施設内での接種を行う予定だ。

予約後は、接種日の1週間ほど前に「接種確認書(仮称)」が郵送され、接種を受けた後はその場で証明書が手渡される。

なお、ワクチン接種に関するよくある質問や最新情報は、市のwebサイトや特設Twitterアカウントで随時発信されている。

 

【関連リンク】
三条市新型コロナウイルスワクチン最新情報【公式】

 

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新潟県三条市の新型コロナウイルスワクチン接種スケジュールが変更(2021年3月2日)

 

全国初・県内初の取り組みで庁内のデジタル化を推進

「LINE WORKS」によるやりとりの様子

三条市では4月から、職員間のコミュニケーションの迅速化を図るため、庁内全職員(消防士・保育士を含む840人)で「LINE WORKS」の利用を開始する。同アプリケーションは、SNSアプリ「LINE」のビジネス版で、地方公共団体が庁内全体で利用するのは全国初の事例である。

同アプリの使用にあたりガイドラインも策定。情報管理や勤務時間内での使用などコンプライアンスに関する基本的な内容に加え、「お疲れ様です」のような慣用句や不要な返信も禁じて効率化を図る。

滝沢市長は昨年11月の就任後、庁内業務においてメールや電話の不自由さを感じており、情報管理課との相談の中で同アプリの利用が決定したと話す。2月24日から試験的に利用を開始し、第二庁舎や栄・下田庁舎など遠隔地との情報のやり取りに高い利便性を感じているという。

一方で、「職員にとってはこれから慣れていく必要があるし、定型的なやり取りで(効率性という)チャットアプリの良さを失わないように気をつけていきたい」(滝沢市長)と話す。

「LINE WORKS」を実演する滝沢市長

4月からは同時に、県内で初めて行政手続きにおける請求書、見積書、領収書の押印廃止と電子メールによる提出が可能になる。さらに、工事や物品購入における民間事業者との契約も書類から電子契約に移行。庁内のデジタル化と効率化が推進された。

また、三条市ではこうしたデジタル化の取り組みをwebサイト上で公開しており、ほかの自治体や企業との情報共有や提案を期待している。また、三条市「LINE WORKS」のガイドラインに関しても今後公開する予定である。

 

【関連リンク】
三条市webサイト 「オープンナレッジ」

 

エヴァンゲリオンとのコラボ工具を紹介

「A.T.FIELD EVANGELION WORK」

エヴァンゲリオン初号機や2号機、零号機をモチーフにしたデザイン

三条市では現在ふるさと納税の返礼品として、市内工具メーカーがアニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションで製造した工具を用意しているが、今回同作の新作映画が公開したことに合わせ、改めて市長がその周知を行った。

ワークブランド「A.T.FIELD EVANGELION WORK」では、エヴァンゲリオン初号機や2号機をモチーフとしてニッパーやペンチなど14種類を用意。ふるさとチョイス、ふるナビ、楽天の納税ポータルサイトから申し込みが可能である。

三条市では以前より、ふるさと納税の利用者が少ない点が課題となっていた。特に、隣接する燕市(2019年寄附受入額は42億円超)との差は大きい。滝沢市長は「燕市では専門の担当職員も置いており、PR活動でも上手の印象がある。同じものづくりのまちとして、当市にも伸び代はある」と話し、今回の告知を起爆剤に寄付額25億円を目指す。

 

看護と三条大学関連で貸与型奨学金を拡充

三条市は同地域の燕市、加茂市、弥彦村と協調し、県央基幹病院の開院を見据えた「三条看護職員奨学金制度」を創設する予定である。同奨学金は市内に1年以上居住する人などを対象に、年額60万円まで貸与する。また、免許取得後に県央地域の医療機関などへ継続して従事した場合は返済が免除されるなど、地域の人材確保へ向けた取り組みだ。申請期間は4月以降で、今後詳細が確定したのちに市webサイトなどで告知する。

三条市立大学 外観

4月からの三条市立大学開校に向けて、市の奨学金制度の申請資格に「市内に居住する三条市立大学の学生」を追加。市外・県外から移住してきた同大学1年生も申し込めるようになった。また同奨学金にも、卒業後の定住などによる返済免除の条件が設定されている。申請期間は4月1日から30日まで。

 

旧大崎中学校を改装した施設が開館

大崎会館の体育館

4月1日に、旧大崎中学校を改修した「大崎会館」が開館する。同施設は元々中学校であったことから規模が大きく、地域の運動会や展示会など、スポーツから文化活動まで幅広く用いられることが期待される。

また、開館に先立って3月28日13時30分からオープニングセレモニーが行われる予定だ。

 

道の駅「庭園の郷 保内」がリニューアルオープン

道の駅「庭園の郷 保内」 カフェコーナー

リニューアルを進めていた道の駅「庭園の郷 保内」も4月1日から装いを新たに再開する。

同施設は2020年、地域特性を活かした子育て世代の応援などを提案し、国土交通省により地域活性の拠点となる優れた企画のある「重点道の駅」に認定された。今回の改修も、館内カフェコーナーに授乳室と子供の遊び場などを用意。自然の木々や木製のジャングルジムや裸足で遊べる芝生など、親子のくつろぎと遊びを考えた空間に仕上がったという。

4月1日から4日にはオープニングイベントを開催。先着300人に花の種のプレゼントや、寄せ植え体験、鉢花・植木のセールを実施する。

【グーグルマップ 道の駅保内】

 

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