連載⑧「写真で見るライバル接近」

国内あるいは県内のマーケットで激しいシェア争いをしている企業は数多くある。そんな同業のライバル同士を写真に収めた連載。8回目の今回は、同業種ではなく、ドラッグストアとコンビニにスポットをあててみた。

新潟県内のドラッグストア数は304(商業動態統計速報 平成30年3月分の50ページより)。コンビニエンスストアは826店(2018年12月時点)。ただ最近は、ドラッグストアの出店が拡大している一方、コンビニエンスストアはそれほど増えていかないと見られている。

「今後、県内のコンビニの数が増えていくかどうかですが、大きく増える可能性は極めて低いです。というのも大手コンビニは各社、出店数を抑えていますので。ファミマはサークルKサンクスを取り込みましたが、この看板替え、オペレーションの平準化に精力を割かれており、新規出店はそれほど多くないし、ローソンも県内のセーブオンを取り込んでいるため、しばらくはセーブオン店舗の地ならしを優先するとみられています。しかも、コンビニ各社の出店戦略についてもスーパーなどの出店戦略と同様、東名阪に軸足を置いて出店戦略を組んでいるという事情もあります」。ある関係者はこう話す。

一方、最近は、ドラッグストアとコンビニエンスストアが隣接地に店を構えるケースも少なくない。そんななか、ドラッグストアでは薬品だけでなく、食品や酒類、日用品、化粧品まで品ぞろえを充実させているほか、深夜帯まで営業している。その結果、消費者からはコンビニエンスストアのような使われ方をされている。

「(全てのドラッグストアではないが)調剤薬局を抱えていれば、その収益を原資に、コンビニよりも安価な値段で商品を提供できます。時間帯も立地も変わりないのであれば、ドラッグストアを利用する人も少なくないとみられています」。ある関係者はこう指摘していた。

ただ、必ずしもライバル関係だけではなく、日経ビジネス2019・3・18号によると、ツルハドラッグとローソンはコラボ店を出店しているようだ。

新潟市東区。セブン-イレブンとウェルシア

新潟市西区。ファミリーマートとウェルシア