平野歩夢選手が初V 村上市で第3回日本スケートボード選手権大会

地元の声援追い風に 東京五輪へ弾み

村上市スケートパークのこけらおとしとなった「第3回全日本スケートボード選手権大会」が10日から3日間開催され、最終日の12日、パーク男子決勝で村上市出身の平野歩夢選手(20)=木下グループ=が圧倒的な強さで初優勝。全国から応援に駆けつけた大勢のファンから祝福を受けた。

2020年東京五輪に向けた強化選手の選考会を兼ねた同大会。11日の準決勝で平野選手は持ち前の高さとスピードでエアや回転技を披露しほかの選手を圧倒し68・7で1位通過。「明日の決勝は全力でやりたい」と意気込みを見せた。翌12日、40秒の演技を3回行い、ベストスコアで争う8人による決勝で平野選手は、1回目でスピードある滑りと高さのある横1回転半「540」を決め最高得点65・7をマークし首位に立った。昨年夏のアジア大会で優勝した笹岡建介選手らにプレッシャーをかけ最後までトップをキープし、3回目はウィニングランとなった。

優勝インタビューで平野選手は「東京五輪に向けたチャレンジを1歩進んだ感じがある」と話し、会見では「まだ世界についていけるレベルではない。さらに技を上げていきたい。また、ホームで多くの人が応援してくれて感激した。自分が勝つことで、スケートボード人口が増えることを期待している」と地元での優勝をかみしめていた。今後平野選手は、五輪強化選手として国際大会で実績を残すことが求められる。

会場外もヒートアップ PV3カ所に1千人

初の全日本スケートボード選手権大会が開かれた村上市には、全国から多くのファンが駆け付けた。整理券が手に入らずスケートパークに入場できなかった人には、パブリックビューイング(PV)を開催。同施設駐車場(12日のみ)と旧香藝の郷、村上市民ふれあいセンターの3カ所で開かれ、11日、12日の2日間で約1千人のファンが、画面に映し出された選手の技に大きな拍手を送っていた。

会場外ではパブリックビューイングも行われた

村上新聞2019年5月19日号

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