【プロ育成と地域交流を】新潟駅前に新拠点「NCC eスポーツスタジアム」が完成 スペシャルゲストに関口メンディー氏来場

スペシャルゲストの関口メンディー氏(左)、NCCの田中良学校長(右)

新潟コンピュータ専門学校(新潟市中央区、以下NCC)が、新潟駅前の10階建てオフィスビル「アイコニックビル」内に「NCC eスポーツスタジアム」を新設。4月21日には完成披露式典が開かれた。JR新潟駅から徒歩約1分という好立地を生かしたeスポーツの競技拠点と地域交流の場として期待され、ここから新潟でのeスポーツ文化定着と人材育成を目指す。

同スタジアムは、これまで古町で運営していた施設を移転・リブランディングしたもの。従来のプロ志向でクールなイメージから一転し、白を基調とした明るく開放的な空間へ刷新した。プロ選手を目指す本格的な競技環境を維持しながら、子どもから高齢者まで幅広い層が気軽に訪れられる施設として運用する方針だ。

NCC eスポーツスタジアム

NCCの田中良学校長は、プロ競技の場と地域交流の場という「二軸運営」を掲げ、イベントの継続的な開催や地域との共創を進める考えを示した。施設は2〜5階が校舎、その上がオフィスフロアとなっている。日中はランチタイムの弁当販売や学生プレイの公開などを通じて、オフィスワーカーや地域住民の来場を促す。

NCC eスポーツスタジアム完成披露式典、テープカットの様子

式典には、行政や企業、団体の関係者が来賓として出席。一般社団法人新潟県eスポーツ連合(NESU)の室田雅貴事務局長は、昨年の連合設立以降、県内の活動が結びつきつつあるとし、「新潟駅前の新拠点を活用し、NCCとともに普及を加速したい」と語った。

機材面では、株式会社マウスコンピューター(東京都千代田区)がゲーミングPC「G-Tune」やモニターを提供。マウスコンピューターの軣秀樹代表取締役社長は、地方からの競技シーン活性化に期待を寄せ、「この施設から国際大会やオリンピックを目指す選手が育つことを願う」と話した。
当日は、スペシャルゲストとしてタレントの関口メンディー氏も登場。国内外で高まるゲーム人気に触れ、「このスタジアムを起点に日本のeスポーツがさらに広がってほしい」と期待を語った。

「NCC eスポーツスタジアム完成オメンディー!」とあいさつするスペシャルゲストの関口メンディー氏

式典後にはエキシビションマッチも行われ、来場者の注目を集めた。まず行われたのは、3人1組(トリオ)のチームで戦うeスポーツの代表格「Apex Legends」の試合。ゲストの3人がチームを組み、プレイした。

エキシビションで行われた「Apex Legends」

NCCのeスポーツ科を卒業後、世界大会に出場するなどトップシーンで活動するYudu選手(左)、eスポーツチーム「holdown theW(ホルダウン ザダボー)」のストリーマーMev/メブ選手(中央)、関口メンディー氏(右)

関口メンディー氏と1戦目で戦った同校eスポーツ科の伊藤翼さん

関口メンディー氏と2戦目で戦ったNCCの田中良学校長

その後、同校の生徒と田中学校長が関口メンディー氏と『ストリートファイター6』で対戦。ゲーム実況は初心者にも分かりやすい「プロレス的演出」が取り入れられ、会場は熱気に包まれた。

同スタジアムは今後、プロ志向の大会開催に加え、参加型イベントや配信コンテンツの強化を進める。企業や団体からのイベント提案も受け付け、地域と連携した取り組みを拡大する考えだ。新潟駅前という立地を生かした新たなにぎわい創出の拠点として、eスポーツを軸とした地域活性化の動きが注目される。

新潟駅前に新しく完成したアイコニックビル

 

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