【“逮捕状を郵送”は詐欺】長岡市の80代女性が2,550万円被害 警察が注意喚起

長岡警察署
長岡警察署は5月21日までに、特殊詐欺(ニセ警察詐欺)被害の届出を受理し、捜査していると発表した。被害に遭ったのは新潟県長岡市在住の80代女性で、現金2,550万円をだまし取られた。
警察によると、4月8日、女性の携帯電話に電話会社を名乗る女から電話があり、「あなたの携帯番号が不正に契約されている。今から使えなくなる」などと言われた。その後、電話口に警察官を名乗る男が現れ、「逮捕している暴力団との関わりを疑っている」などと説明。女性は本物の警察官だと信じ込み、住所や氏名などの個人情報を伝えたほか、指示された電話番号へ連絡した。
その後、女性宅には女性名義の逮捕状が郵送され、さらに検事を名乗る男から、「詐欺の犯人が持っていた紙幣の番号と同じ番号の紙幣があなたの口座にあるか調べる」などと言われた。女性は指示に従い、口座から現金を引き出し、複数回にわたり紙袋に入れて自宅の玄関ポスト内に置き、合計2,550万円をだまし取られたという。
女性はその後、新聞で同様の手口の記事を見て被害に気付き、警察へ届け出た。
長岡署は、「警察や検察が逮捕状を郵送することはない。また、捜査対象になっていることを理由に、口座から現金を引き出させたり、金銭の受け渡しを指示することもない」と注意喚起している。
また、「警察官を名乗る者から電話やメッセージアプリで『捜査対象になっている』『お金を調べる』などと言われた場合は詐欺を疑い、最寄りの警察署へ相談してほしい」と呼びかけている。
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