【インフラ需要増に対応】明和工業(新潟市西蒲区)の新工場稼働開始、最新設備での生産性200%目指す

8月3日から稼働開始した明和工業の「パイプシステム工場(新潟市西蒲区遠藤)」
水管橋をはじめ、金属製品製造業、仮設配管レンタルを中心に「水」と「エネルギー」に関わるインフラ関連事業を展開する明和工業株式会社(新潟市西蒲区)は、旧TSネットワーク新潟物流センターの土地と建物を取得し、新たにに「パイプシステム工場(新潟市西蒲区遠藤)」として2026年8月3日より操業を開始した。新工場の敷地面積は15,555㎡(現在の工場敷地 9,815㎡、拡張敷地 は5,739㎡)。
新工場では、これまで新潟工場(新潟市西蒲区打越)で行っていたステンレスパイプの加工、ユニット制作、組み立て工程を移管。新たな加工・溶接機器の導入と生産体制の最適化により、大幅な作業効率化と生産性の向上を図り、高品質なパイプ・ユニット製品の安定供給を目指す。

ワンフロア集約によるスムーズな作業動線が敷かれる
明和工業ではこれまで、新潟工場(新潟市西蒲区打越)内にて建築配管用ステンレスパイプの加工・溶接を行ってきた。近年、建築現場における省力化・施工性向上のニーズを背景に、建築配管の受注量が前年同期比で約170%(2026年4-7月累計)と拡大している一方で、既存工場内では限られたスペースや1階・2階に分かれた作業動線による効率化が課題となっていた。
こうした需要増加と生産能力の適正化を行うため、「旧TSネットワーク新潟物流センター」の土地・建物を取得。新たに拠点「パイプシステム工場」として開設し、近隣拠点との連携強化と独立したワンフロア化、最新機械の導入により、さらなる品質向上と納期短縮、そして需要拡大へ対応していく。

「パイプベンダー」導入による工程削減と効率化 が図られた
パイプシステム工場の田中克己工場長は「これまで新潟工場では、1階と2階に分かれて工程を行っていたため、フロア間の移動や運搬が課題となっていた。今回の新工場開設により、パイプ加工の工程を独立した工場に集約できたこと、そして最新機械を導入できたことで、品質・生産性の向上はもちろ
ん、大幅な作業効率化と納期短縮を実現できる環境が整った。今後は積極的な人員採用も進め、高品質な製品を安全かつスピーディーに届けられる体制づくりに取り組みたい」と話している。