【キシャメシ】渋谷発祥「なみなみ」「あつあつ」「うまうま」のスープスパが病みつき <ホームズパスタ新潟駅前店>

今夏、新潟市には「渋谷のパスタ文化」が相次いで押し寄せている。
7月にオープンした大盛ナポリタン専門店の「パンチョ」も連日盛況と聞く。特に記者ようなオーバー50のおじさんにとってナポリタンは、ある種、信仰にも似た引き寄せられ方をする。

新潟駅万代口目の前のホテル内にあるが、外からはなかなか見つけにくい
7月30日にはJR新潟駅前のビルにスープパスタの専門店「ホームズパスタ新潟駅前店」がオープンした。1980年代に東京渋谷で生まれ、現在全国に14店舗。新潟県内では長岡喜多店に次いで2店舗目。
スープスパ専門店というのが、新潟市民には新鮮だ。こちらも連日盛況と聞いている。記者としては、もちろん傍観を決め込むつもりはない。さっそく潜入捜査開始である。
「ホームズパスタ新潟駅前店」はJR新潟駅万代口の目の前、ホテルグローバルビュー内にある。昔の東急インだった場所だが、外目には意外にわかりにくいかもしれない。店の外からもう良い匂いがする。あの有名店「〇〇リチョーザ」とほぼ同じ、人の食欲をわしづかみにする匂いだ。

図書館的な様相の「おひとりカウンター」はぼっちのおじさんでも気軽に楽しめる
入店するとスタッフに席に通される。かなり奥行きがあって、奥に行くに従いかなりのキャパがあるように見える。通されたのは入口に近いカウンター席だが、一席一席が「ついたて」によって隔てられており、プライベート空間が守られている(図書館ぽい)。これならおじさん一人でも怖気ずに食事に集中できるというものだ。

備え付けのタブレットで注文する
注文は据え置きのタブレットから。最近はこの方式にも慣れたものだ。メニューを見ると、ランチタイムは完全にスープスパ専門店のようだ。夜のディナータイムには、トラットリアとしてトータルでイタリアンが楽しめる。スープスパはそれぞれお得なセットメニューにすると、バゲットとドリンク、シャーベットが付いてくる。今日はいったん単品で良しとするか。
こちらの看板パスタは「絶望のスパゲッティ」。なじみの無い人にとっては、なんだかネガティブなタイトルに思えるが、イタリアンのメニューにはしばしばこの感じのマイナスオーラネーミングが使われる。「悪魔のスパゲッティ」とか「貧乏人のスパゲッティ」とか「娼婦風パスタ」とか。というわけで「絶望のスパゲッティ」大盛の単品(1,420円)をオーダー。ここは大盛まで無料だから、胃袋に自信のある人にはお勧めしたい。

「絶望のスパゲッティ(大盛)」単品(1,420円)
さて、ややあって着皿。おお!これ、もうなみなみのたぷたぷじゃないか。日本酒で言えば「もっきり」の状態である。深皿の縁ぎりぎりまでスープが来ており、なんなら少しあふれている。もう見た目はこれ、パスタよりラーメンに近い感じだな。
ではまずスープから(これがもうラーメンの食べ方なんよ)。おおーうっま!希望しかない、マジで。トマトベースベースのクリームスープだが、にんにくと唐辛子が効いておりパンチ力がしっかり。なるほど「〇〇リチョーザ」と似た匂いがしたのは、このトマトとニンニクの組み合わせによるものか。記者はマジでこの組み合わせが一番だと思っている。うま味、酸味、辛味、甘味、すべての味覚が折り重なる。

このトマトクリームにんにくスープは、ずっと飲んでいられる

どうよ、このもっきり感
チーズもあるな。チーズのまろやかさとうま味が全体を上手にまとめ上げている印象。きのこも何種類か入っている。これは、ブラックオリーブの細切れか?素晴らしいアクセントだな、びしっとしまっている印象。パスタソースとしても完璧だが、上質なスープとして完成度が高い。スパゲッティはこれ、番手は1.4㎜くらいかな。素晴らしいアルデンテな仕上がりで、スープのからみも良い。

きのことブラックオリーブがメインの具

パスタの番手は1.4㎜か、もう少し細いかもしれない
美味い美味いと言いながら、あっという間にパスタを食べ終えスープのみに。いやこれ、マジで白飯ぶち込んでリゾットにしてシメたくなる(なんでもご飯入れて食べたがるおじさん)。一応メニューを見返したものの、さすがに「ライス」「半ライス」は載ってなかった。そりゃそうだ。諦めて深皿に残ったスープを堪能することに。
いやあ、大満足だった。渋谷発祥のパスタ文化、さすがに日本人の琴線を震わす。しかも中毒性があって、おそらく近いうちにリピだな。
(編集部I)
【ホームズパスタ 新潟駅前店】
新潟市中央区弁天1-2-4 ホテルグローバルビュー新潟 2F
営業時間 11:00~23:00
定休日 なし
<グーグルマップより>