【中間決算】亀田製菓、営業利益24%増も通期予想を下方修正 海外事業の収益悪化が響く

亀田製菓本社(新潟市江南区)

亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は11月2日、2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信(連結)を発表した。

売上高は690億300万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は24億7,400万円(同24.1%増)、経常利益は24億100万円(同20.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は14億8,000万円(同93.4%減)となった。

国内米菓事業、海外事業、食品事業のいずれも増収となった。国内米菓事業では、価格改定の効果や重点6ブランドへの集中による販売構成の改善、生産効率の向上などが寄与し、営業利益が前年同期比72.6%増となった。食品事業も植物性乳酸菌の増益や米粉パンなどの収益改善により増益となった。一方、海外事業は北米のTH FOODS, INC.で人員流動化による生産効率の低下や供給能力の制約が発生し、営業利益は同95.0%減となった。

中間純利益は、前年同期にTH FOODS, INC.の連結子会社化に伴う段階取得に係る差益205億9,800万円を計上した反動で大幅に減少した。

また、国内米菓事業における原材料・エネルギー価格の高騰や、価格改定に伴う販売数量の減少、北米事業の生産効率低下や追加コストの発生による収益悪化などを踏まえ、2027年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。

売上高は1,420億円(前回発表比0.7%減)、営業利益は55億円(同33.7%減)、経常利益は51億円(同33.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は25億円(同41.9%減)を見込む。

国内米菓事業では10月に実施した価格改定の効果が本格的に表れるのは第4四半期以降を見込む。北米事業では賃金水準の見直しや採用活動の強化、生産ラインの効率向上などを進め、供給能力の回復を図る。今回の業績予想修正に伴う配当予想の変更はない。

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