【中間決算】北越メタル、減収で営業赤字に 鉄スクラップ高を価格に転嫁しきれず
北越メタル株式会社(新潟県長岡市)は11月6日、2027年3月期第2四半期(中間期)の決算短信(連結)を発表した。
売上高は118億500万円(前年同期比4.8%減)、営業損益は4億7,300万円の赤字(前年同期は52万9,000円の黒字)、経常損益は4億1,500万円の赤字(同5,900万円の黒字)、親会社株主に帰属する中間純損益は4億2,400万円の赤字(同1,300万円の黒字)だった。
土木分野は比較的堅調に推移したものの、建設業界の人手不足や働き方改革に伴う労働時間の制約を背景に工期の遅れが常態化したことや、資材価格の上昇による建設計画の見直しなどで、マンションや中小規模の住宅向けの鋼材需要が低調に推移した。主原料の鉄スクラップ価格も上昇基調で推移した。
同社グループは、製品販売数量の確保や販売価格の適正化、製造変動費と固定費の削減に取り組んだが、鉄スクラップ価格の上昇分を製品販売価格に転嫁しきれなかった。売上総利益は9億5,500万円で、前年同期の15億4,000万円から減少した。販売費及び一般管理費は14億2,900万円で、前年同期の15億4,000万円を下回った。
2027年3月期の連結業績予想は、5月12日に公表した予想を据え置いた。通期では、売上高250億円(前期比5.9%増)、営業損失9億円、経常損失8億円、親会社株主に帰属する当期純損失8億円を見込む。中間配当は無配で、期末配当は経営環境が依然として不透明なため、引き続き未定としている。
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