立憲民主党新潟県連が常任幹事会、参院選へ向けた選挙対策本部の設置や知事選へ向けた協議

常任幹事会の様子

立憲民主党新潟県連は29日、新潟市内で常任幹事会を開催し、参院選へ向けた「参議院選挙対策本部」を設置すると同時に、県知事選へ向け現職の花角英世知事の県政の検証を進めた。なお今回は、菊田真紀子氏が代表となって初めての常任幹事会となる。

幹事会では参院選に向けて、立憲民主党新潟県連に菊田氏を本部長とする「参議院選挙対策本部」を同日づけで設置することを決定。今回の幹事会でも、各党との調整や二連ポスターの設置などの具体的なスケジュールを共有した。

一方で5月に控える県知事選に関して菊田氏は、これまで進めてきた「花角県政の検証」は「最終盤」に入ったと話す。今回の幹事会では検証の素案が提示され、2月にはとりまとめを行う予定。

また県知事選に関して幹事会では「コロナ禍という難しい空気感の中では積極的に候補者を擁立すべき」という意見が出るとともに、「参院選へ注力すべき」との声もあり、菊田氏は「本日結論を出すというわけではなく、丁寧に協議して方針を示していきたい」という。

菊田氏は同時に「昨年はいつ解散総選挙になるかわからず、そこに注力せざるを得なかった。また代表選もあり、県連としての知事選対応は遅れていた。今日からはギアを上げていく。そう遠くないうちに、我々としての考え方を県民に示していかなくてはいけない」と語ったが、今回の幹事会ではその具体的な時期については決定しなかったという。

また菊田氏は冒頭挨拶のなかで、佐渡金山の世界遺産登録に関しても言及。「今回は異例の事態だった。本来であれば、文化庁が粛々と価値を審議して、その結果を発表すればよかった。(佐渡金山の登録は)注釈をつけて推薦を先送っており、それが結果として、韓国政府に付け入る隙を与えた」と話し、「県民と佐渡市民に不安と焦りを抱かせたことは政治の大きな反省点」と厳しく指摘しする姿勢を見せた。

菊田真紀子氏

常任幹事会の様子

 

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