新潟県の花角知事らが新潟市内に開設予定の「新型コロナ相談外来」を視察


検体採取

新潟県は、新潟市医師会および新潟市と連携し、県内初のPCR検査を含めた診療をドライブスルーで一カ所にて行う「新潟市医師会新型コロナ相談外来」を新潟市内に6月1日から開設する。開設に先立ち、28日、新潟県の花角英世知事、新潟市の中原八一市長、新潟市医師会の藤田一隆会長が現地を視察した。花角知事は同様の外来システムを県内各地に広げていく考えを明らかにし、藤田会長は「保健所は濃厚接触者や子供、相談外来は市中感染者が中心で役割分担が必要」との見解を示した。

利用についてはあくまでかかりつけ医の紹介による予約制としており、患者は車に乗りながらドライブスルーで診察、検査までができる。

診察の流れは、まず受付で車の窓越しに保険証と診察券をカメラで撮影し、その後、体温計測など行う。

受付スペース

次に診察となり、患者の携帯電話と設置してあるパソコン画面を使い、医師がオンラインで診察、PCR検査が必要かどうか分かるという。

オンライン診療スペース

最後にPCR検査が必要になった場合は検査ブースで検体を採取する。検体採取に際しては、係員は防御服を身にまとい、綿棒で患者の鼻から検体を採取する(一番上の写真)。同日、花角知事らは実際の流れを確認した。

視察後のぶら下がり取材で、花角知事は「合理的にできており、迅速に処理できるようになっている。診察から検査までスムーズに流れて工夫されている。県民の皆さんの安心につながるいい外来システムができたと思っている。国内でも第2波が来たのではないかという地域も出てきている。緊張感を持って警戒を怠らず取り組んでいく必要がある。万が一の感染急拡大においても迅速に検査をし、感染者を隔離するということスムーズにやれるように備えをしていきたい」と話した。

新潟県の花角英世知事

中原市長は「新潟市でも少しずつ落ちついているが、まだ感染リスクがある。第2波、第3波が予想される中、新潟市で相談外来が設置されて、心強く感じている。新潟市民の安全、安心につながっていくものだと思う」と話した。

新潟市の中原八一市長

また、藤田会長は「新潟市は保健所がドライブスルー方式で実績を重ねているので、PCRの取り方についてはノウハウがある。(同外来は)非常にうまくいくのではないかと思っている。今は保健所でのPCR検査はどう頑張っても1日に100人くらいで、マックスで200弱くらい。それを増やすには別のルートを探さなければならない。200プラスαを私たちが担いたいということで、最初は数十名だが、うまく稼働すれば100人くらいになる。また、新潟市内に別のところに作れればもっと増やせる。県全体のPCR検査を増やせれば、保健所の負担もなくなる」と話した。

なお診療時間は月曜日から金曜日の9時から12時。1日あたり最大20名の診療が可能という。

新潟市医師会の藤田一隆会長



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