新潟県バスケットボール選手権の開催と全試合のライブ配信が決定

一般財団法人新潟県バスケットボール協会の大澤孝行副会長

一般財団法人新潟県バスケットボール協会は20日、会見を開き、令和2年度新潟県バスケットボール選手権の開催と、株式会社ホイッスルスポーツによる1次ラウンド全試合のネットによるライブ配信を行なうと発表した。

新潟県バスケットボール選手権大会1次ラウンドの開催は7月23日(木)、24日(金)、25日(土)。会場は、新潟市市民体育館、秋葉区総合体育館、新潟市西総合スポーツセンター、アオーレ長岡、長岡市民体育館、長岡市北部体育館の6会場。

試合はトーナメント方式で、県内102の高校から参加した男女が全87試合行い、各トーナメントの優勝チームは8月23日から行われる2次ラウンドに進出できる。

現在、新型コロナウイルスの影響で多くのスポーツの試合が中止されており、今回開催が決定された新潟県バスケットボール選手権大会でも、各選手の検温やコンディショニングチェック表の提出、定期的な消毒など、選手と関係者の安全を最優先とした厳重な感染対策を行った上での開催となる。また、各会場の規模の相違から観客席での密集対策を平等に取ることができないため、選手の家族も除いた無観客試合となる。

このため、新潟県バスケットボール協会は株式会社ホイッスルスポーツや株式会社クワサンプラスと協力し、1次ラウンドを1試合目から全試合、インターネットによるライブ配信とアーカイブ配信を行う。

ライブ配信ページにはホイッスルスポーツのサイトやチラシのURL、またはQRコードからアクセスすることができ、試合から約1ヶ月後の8月22日まで、全試合のアーカイブを視聴することも可能である。

料金は全試合見放題で税別500円。利益の一部はバスケットボール協会への強化費として寄付する。

ホイッスルスポーツは昨年にAIカメラによるバスケットボース試合の配信の実証実験を行い評価を得て、今年の5月に設立された会社。実験の際は、試合の観客以外にも、選手や監督などから試合を振り返ることができると高い評価を得たという。こうしたこともあり、無観客試合への対策以外の観点からも試合の配信は続けていきたいそうだ。

ホイッスルスポーツの瀧澤勝浩代表取締役は、「強いチームであれば決勝戦まで進み地元の放送局などで放送されることがある。しかし、それ以外にも1年間スポーツを頑張ってきた子供たちも応援するため、1回戦からすべての試合を配信する、というのが弊社のミッション」と語った。

株式会社ホイッスルスポーツの瀧澤勝浩代表取締役

 

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