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新潟県燕市の一菱金属(株)が新社屋ショールーム内にて体験型実店舗をオープン

新社屋ショールーム内

新潟県の一菱金属株式会社(燕市)が、同社の新社屋ショールーム内にて台所道具ブランド「conte(コンテ)」の体験型実店舗を4月24日にオープンした。

一菱金属は燕市にあるステンレス製調理道具メーカー。自社ブランド「ichibishi(イチビシ)」の業務用厨房道具や、「conte」の家庭用の台所道具の製造・販売を行っている。

近年、同社商品の売り上げ数量が好調であることに伴い、検品量・出荷量も増え、これまでの社屋では収まり切らず事務所に段ボールが積まれるような事態になっていたという。また、出荷の際にトラックを出荷場の横につけられるスペースも無かったため、今後を見越した際に新社屋の建設は必須であった。

「どうせ新しく建てるのであれば拡張だけでなく、イベントなどに使える場所があるといいなと考えました」と話すのは同社の専務取締役の江口広哲氏。同社では以前、東京都で工藝店とコラボレーションし、参加者がconteの台所道具を使用して調理した唐揚げをハイボールと共に楽しめるイベントを行った。イベントの参加者の反応も良く、楽しんでもらいながらも「conte」ひいては「一菱金属」を知ってもらうきっかけづくりになれたという。このような背景から、新社屋でも同社の商品の台所道具を使ったイベントができるよう、キッチン付きのショールームを併設することとなった。

同社の「オイルポット」と「やくさじ」の体験スペース

4月24日にオープンとなった体験型実店舗では、同社の商品を実際に手にとって体験し、購入することができる。取材を行った日は、油切れの良さが特徴の「オイルポット」で実際に油切れを体験できたり、計量以外にも何役にも使うことができる「やくさじ」を手に持ち、使い心地を体感することができた。やはり手に持つことで、それぞれの商品が使い勝手を緻密に計算した上で作られていることが分かる。

「リアルショップで手に取り使用することで、油切れだとか、重さだとか、使い心地も分かる。そういった部分でリアルショップは時代の流れとは別なところにいますが、やる意義はあると思います。オンラインショップもいいですが、自分の中でオンラインはリアルショップがあるからこそ活きるもので、実物の情報というのは何者にも勝ると思っています」(江口氏)。

また、体験型実店舗は毎月一度の開催となるが、その際に県内ではあまり見られない、conteの世界観に合う調理に関連する道具を【今月のオススメ】として新規に展示・販売を行う。4月の商品として展示・販売されていたのは和歌山県・高田耕造商店の「棕櫚(しゅろ)たわし」。通常のたわしはパームヤシで作られているが、棕櫚で作られたたわしは通常のたわしと比べて柔らかく、手触りの良い物になっている。この違いが体感できるのも、体験型実店舗ならではである。

今後も月に一度の体験型実店舗の開催に合わせて珍しい商品の展示・販売を行い、発見と出会いの機会も提供していく。「商品一つ一つは価格帯として安いものではありませんが、商品に触れることや作られる背景なども伝えることで高品質で作り続けるための適正価格であることも体験型実店舗を通してご理解いただけると思います」(江口氏)。

同社は今後、一部の商品をオンラインショップでも販売ができるよう準備を進めているという。江口氏は、「ベースとしては実店舗があって、実店舗に行くことができない人の受け皿としてオンラインショップがあるというような形でやれたらいいなと思っています」と今後の展望を述べていた。このほか、「暮らしのもの」「インテリア」をテーマに、同社の新ブランドの準備も進めているという。

次回の体験型実店舗のオープン日は5月29日。10時から17時の営業となっている。5月以降のオープン日は随時Instagramで発信される予定だ。

新社屋ショールーム外観

【関連リンク】
一菱金属 公式ホームページ
https://www.ichibishi.jp/
台所道具ブランド conte 公式ホームページ
https://conte-tsubame.jp
conte Instagram アカウント
https://www.instagram.com/conte_tsubame/



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