開志専門職大学が新潟市立3校と協定締結 市教委とも覚書 「新たな連携モデルの構築」へ

(左から)新潟市立高志中等教育学校の灰野仁校長、市立明鏡高校の小林正樹校長、市立万代高校の田村裕司校長、新潟市教育委員会の内藤浩悟学校支援課長、開志専門職大学の各務茂夫学長
開志専門職大学(新潟市中央区)と新潟市立万代高等学校、新潟市立明鏡高等学校、新潟市立高志中等教育学校(全て同区)は1月28日、高大連携を推進するための協定を締結した。あわせて、新潟市教育委員会(同区)と連携体制の構築に関する覚書を締結した。
本協定は、高校と大学が相互に連携し、探究的な学びやキャリア教育の充実を図ることを目的としている。主な項目は、総合的な探究の時間の指導や学習支援、DX教育の推進、地域社会への貢献など。
同日、同大学の紫竹山キャンパスで執り行われた締結式には、開志専門職大学の各務茂夫学長、万代高校の田村裕司校長、明鏡高校の小林正樹校長、高志中等教育学校の灰野仁校長、新潟市教育委員会の内藤浩悟学校支援課長が出席した。
万代高校の田村校長は、同校にとって同大学が5校目の連携相手であることを明かし、「手当たり次第ではなく、探究学習における生徒の多様なニーズを1つずつ拾い上げた結果。専門職大学という新しい分野と連携し、あらゆるニーズに応えられる条件を整えたい」と意図を語った。また、文部科学省の「DXハイスクール」指定に触れ、「協定により取り組みが持続可能なものになる」と期待を寄せた。

市立万代高校の田村裕司校長
明鏡高校の小林校長と高志中等教育学校の灰野校長も、DX教育の推進や大学の専門的な指導による生徒の成長に期待を示した。
新潟市教育委員会の内藤課長は「これまでも各校と大学の連携実績はあったが、今回の締結でさらに強化される。学校という閉じられた空間だけでなく、外部と連携しより良い教育環境を作ることは非常に大切だ」と述べた。
各務学長は「実学教育を建学の精神とする本学にとって、高校段階からの学びの接続は重要な使命。大学教員による出前授業や施設の活用を通じ、高校と大学が相互に学び合う関係を築きたい」と意欲を示した。
今後は、大学が有する高度で実践的な教育リソースを地域全体へ還元し、新潟市における新たな連携モデルの構築を目指す。

開志専門職大学の各務茂夫学長
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