【異例の「16時開始」オーキャン】新潟医療福祉大が「スポーツオープンキャンパス」を初開催 部活性や保護者など約80人が参加

新潟医療福祉大学の体育館を会場に行われた「スポーツオープンキャンパス」

新潟医療福祉大学(新潟市北区)は4月29日、同大の競技・教育環境を開放する「スポーツオープンキャンパス」を開催した。ゴールデンウィーク前半の祝日ながら、開始時刻を16時に設定する異例のスケジュールで実施。部活動に励む高校生や保護者ら約80人が来場し、専門的な学びと競技の融合を体感した。

同大は「受験生ファースト」の観点から、土日の日中に練習や試合が重なりやすい部活生の現状を考慮した。中原英伸事務局長は「部活をやっている子は通常のオープンキャンパスへの参加が難しい。16時から19時というコンパクトな時間帯で、指導者や選手の話、学科プログラムをスポーツで掛け合わせて構築した」と開催の狙いを語った。

硬式野球部の佐藤和也総監督(左)と、男子バスケットボール部の堀里也監督による「監督座談会」

「勝ってしか見えない景色がある」と、勝利を目指す過程での成長を強調する佐藤総監督。強い選手は常に「矢印」を相手に向けられると持論を展開した

「競技からは引退しても、スポーツからは引退しないで関わる道がある」と述べた堀監督、アナリストや学生コーチなど人生を豊かにするスポーツとの多様な関わり方を高校生へ提示した

イベントの目玉となった「指導者座談会」では、硬式野球部の佐藤和也総監督と男子バスケットボール部の堀里也監督が登壇。佐藤総監督は、良いチームの条件として「現場が良いムードになるかを全員が一生懸命考えているか」を挙げ、勝つことの意義について「勝ってしか見えない景色がある」と、勝負の厳しさとその先にある成長を説いた。

また堀監督は、競技への「没頭」が努力を超える力を生むと言及。選手以外の関わり方についても「競技から引退しても、スポーツからは引退しない文化がある」と述べ、アナリストや学生コーチなど、多角的なスポーツへの関わり方を提示した。

全16学科×スポーツの体験ブースの様子

その後のプログラムでは、同大学の全16学科が体験ブースを展開し、理学療法や健康スポーツなど各分野の専門性を紹介した 。参加した野球部所属する高校3年生の渡邉春信さんは、佐藤総監督の講話に触れ「チームをまとめる側として、雰囲気をどう繋げていくか勉強になった。怪我をした人をどうサポートし復帰させるかにも興味がある」と話し、理学療法学科への関心を示した。

また、バスケットボール部に所属する高校3年生の澤口莉央さんは「部活で機会がなかったので夕方の開催は参加しやすかった。多くの学科を知り、進路の幅を広げて考えたい」と満足げな表情を見せた。

 

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