ブルボンが中期3カ年経営計画を公表 2029年3月期に売上高1,370億円目指す

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)

株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)はこのほど、2027年3月期から2029年3月期までを対象とする「中期3カ年経営計画」を公表した。2024年11月に創立100周年を迎えたことを踏まえ、企業として永続するための中期的な指針として位置付ける。

計画では、経営理念「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」のもと、「食を通じて未来に命と笑顔をつなぎます。」をミッションに掲げ、「健康増進総合支援企業」を目指す姿として示した。

重点取組事項としては、「事業成長と収益力向上」「生産体制の再構築」「人財育成と健康経営」の3本柱を掲げる。さらに、GX(サステナビリティ戦略)とDX(デジタル戦略)を軸に、製品開発力・生産体制・機械化力といったコア・コンピタンスの“強さの再構築”を進める方針だ。

株式会社ブルボン

主力事業では、ビスケット、チョコレート、グミを成長カテゴリーと位置付け、「アルフォート」「ルマンド」「フェットチーネグミ」「濃厚チョコブラウニー」「ロアンヌ」「プチシリーズ」などのブランドへ優先投資を行う。価格訴求型から価値訴求型への転換や、データ・AIを活用した市場志向型の商品開発も進める。

海外事業では、中国以外への輸出拡大を進めるほか、米国・ベトナムでの販売会社運営、中国での現地生産・現地販売を推進する。飲食品・冷菓分野では、2025年11月に仕込み開始予定の「エチゴビール 那須工場」を起点に、自社ブランドやOEM受注拡大を図る。

また、生産体制の再構築に向けて、3年間で30億円を投じ、自動化、省人化、無人化ラインの検証やAI・データ活用技術の導入、小中需要対応設備の整備などを進める。労働生産性向上や環境負荷低減、BCP強化につなげる考えだ。

経営目標としては、2029年3月期に売上高1,370億円、営業利益105億円を掲げた。2026年3月期実績と比較すると、売上高は約14%増、営業利益は約40%増となる計画。海外菓子事業は54億1500万円から83億円へ拡大を目指す。

財務戦略では、利益成長に向けた投資を優先しつつ、将来的に連結配当性向30%を目指す方針も示した。

 

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