東北電力がヨネックスに、オフサイト型PPAで電力供給を開始

東北電力株式会社(宮城県仙台市)は、ヨネックス株式会社(東京都文京区)が新潟県長岡市内に所有する4工場に対し、太陽光発電を活用したオフサイト型コーポレートPPAサービスによる電力供給を開始した。供給開始日は2026年6月1日で、契約期間は20年間。

電力の供給元となるのは、発電事業者のエネグローバル株式会社(茨城県つくば市)が長岡市内に開発した太陽光発電所。発電所の定格出力は990キロワットで、同発電所で発電した再生可能エネルギー由来の電力を、小売電気事業者である東北電力がヨネックスの長岡市内4工場へ供給する。

オフサイト型コーポレートPPAとは、企業が自社の敷地外にある再生可能エネルギー発電所から、長期契約に基づいて電力を調達する仕組みを指す。今回のケースでは、発電事業者が需要家であるヨネックスの敷地外に太陽光発電所を設置し、そこで発電された電力を東北電力が買い取り、一般送配電事業者の送配電網を通じてヨネックスの工場へ販売する形となる。

自社敷地内に太陽光パネルを設置するオンサイト型と異なり、オフサイト型は工場や事業所の屋根・敷地面積に制約されにくい点が特徴。一方で、需要家、発電事業者、小売電気事業者、送配電網が関わるため、発電所の開発や契約設計、電力供給の調整が必要になる。

サービス導入は、第四北越銀行によるコンサルティング支援を起点に実現した。同行は、長岡市内に主要拠点を持つヨネックスに対し、地産地消型の再生可能エネルギー導入に向けた支援を行っていた。

今回の取り組みは、地域内で発電した再生可能エネルギーを地域内の工場で活用する事例となる。

 

東北電力 コーポレートPPAサービス

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