燕物産、2026 JCI ASPAC新潟大会に出展 燕三条のカトラリーをアジア太平洋の経営者層へ訴求

 

燕物産株式会社(新潟県燕市)は、6月11日から14日まで朱鷺メッセ(新潟市中央区)で開催される「2026 JCI ASPAC新潟大会」のトレードショー「ASPACにいがたEXPO」に参加する。燕三条青年会議所ブースの出展企業および景品協賛企業として、同社のカトラリー製品を国内外の来場者に紹介する。

出展製品は、同社の現在を代表するラインアップとして「Ten(カッパー×サテン仕上げ)」「Stilla」「スマートスプーン Lサイズ(ミラー・サテン仕上げ)」「スマートスプーン Mサイズ(ミラー・サテン仕上げ)」を予定する。大会のシンボルである錦鯉に合わせ、「Ten」では鎚起銅器の銅の色をイメージしたカッパー仕上げをそろえる。

「磨く」「削る」「剥ぐ」—3つの研磨技術を1本に凝縮した「Ten」

また、来場者へのヒアリング協力者向け特典の一つとして、燕物産オリジナルのカトラリーキーホルダーを景品協賛する。加えて、新作から定番まで8製品を掲載した新たな製品カタログを、国際会議の場で初めて配布する。海外からの来場者に向け、英語版の製品カードも用意する。

燕物産は1751年創業。新潟県燕市に本社を置き、金属洋食器の製造・販売などを手がける。1911年には、八代目の捧吉右衛門が燕の伝統技術である鎚起銅器の技法を応用し、洋銀器の製造を開始したとする。同社は近年、インドネシア・バリ島で開催されたデザインイベント「Jia CURATED 2025」や、台湾での出展など、海外接点の拡大にも取り組んでいる。

写真左、専務取締役 捧開維氏(11代目)。写真右、代表取締役社長 捧吉右衛門氏(10代目)

地域産業にとって、国際会議のトレードショーは展示販売にとどまらず、産地ブランドや技術背景を直接伝える接点ともなりうる。同社は、燕三条の金属加工技術を背景にしたカトラリーを、アジア太平洋地域の来場者に向けて発信する構えだ。

 

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