【キシャメシ】柏崎デカ盛り街道を行く ― 「北京のうま煮ライス」が今も昔も記者のイチオシ飯

柏崎警察署の前の通りを駅に向かうと、一本入ったところに北京がある
久々の柏崎市、本日はここで昼飯というタイミング。
柏崎と言えば、記者のイメージでは「デカ盛り店の率が高い」というものである。食事満足度偏差値が他よりも少し高いエリアという印象だ。歳を重ねるごとに、往年の勢いは失われた記者だが、それでもいまだに「明日は柏崎で昼飯かな」となれば少しワクワクはする。いくつになってもわんぱくでいたい。

久しぶりの訪店だが、店構えは変わった様子がない
中でも、20年以上前から記者のハートをわしづかみにしているのが「北京」(柏崎市錦町4-11)である。昭和45年創業(HPより)、柏崎市民にとってはおなじみの店だし、柏崎を知っているサラリーマンなら一度はこの店の虜になったはず。昼時ど真ん中に行けば、広い店内もびっしり埋まる人気ぶり。一時期「柏崎に来たらとりあえず北京」「北京に行きたいから柏崎に仕事入れる」みたいな時もあった。
いわゆるラーメン店寄りの町中華なのだが、すべてのデフォルトのボリュームが多い。それだけでなく味の濃さ、美味さが世のメンズの琴線に触れまくり。
あんなに大好きだったにもかかわらず、北京を訪ねるのも7~8年ぶり。久々にワクワクする昼飯。
ぱっと見、店構えは変わってなさそう、看板も同じだ。玄関口には券売機、これは以前はなかったな、たしか。値段も、当時よりは上がっているのだろうけど、正直覚えていない。昨今の昼飯インフレは、すっかりこちらを麻痺させている。

券売機になったのか… 何を食べても美味い店だが、今日は一番人気の「うま煮ライス」で
券売機で「うま煮ライス」(1,000円)を購入。昨日から決めていた。券売機に大盛(1,130円)もあったが、いやいや、そこまでわんぱくではない。というか若い頃も北京で「大盛」は頼んだことない。デフォが既に盛り良すぎなのだ。そう考えると50を超えた記者は少し緊張感を覚える「今の俺に、北京のデフォは超えられるのか」。
既に昼飯時はピークアウトしたにもかかわらず、広めの店内はほぼ満席。さすがだ。カウンターに座って券を渡す。

うま煮ライス(1,000円)。普通盛りでもかなりのボリューム
それほど待たずに着皿。はぇ~、こんなにすごかったっけ、北京のうま煮ライス「普通盛り」。これ大盛りだと、どんなことになってしまうのか。楕円形の大きな皿に盛られているのは、明らかに1合以上あろうかという白飯。その上にたっぷり過ぎるうま煮あんがかかっている。本当に行けんのか?50代キシャ。
うま煮ライスは、いわゆる中華丼の類なのだが、北京のは醤油味が強めで、これが中毒性につながっているのだと思う。具が白菜、青梗菜、きくらげ、にんじんなど野菜と、豚肉。豚肉の量が多い、というか具の割合が多い。

具の割合が多い、熱々のうま煮あん
それではキックオフ。まずは無心で食べ進める。美味い、美味すぎる。アツアツのうま煮とご飯の絶妙な絡み、これこそが北京。ご飯の炊き加減とうま煮あんの固さ(ゆるさ)が絶妙なのか。醤油味のキレがあって、クドくならない。野菜がシャキシャキ、油の通した方が完璧。多めの肉と相まって最高のハーモニーを奏でる。少しでも「食べ疲れたな」と感じたら、添えられた福神漬けとかっぱ漬けでインタバルを取る。これが良い。見たときは「かなり多いな」と感じたが、全然いけるな、これ。

肉がけっこう多くて、食べ応えがある
着皿時は見た目に圧倒されたが、無心で食べ進んでいたらあっさり完食。とてつもない満足感だが、苦しさはない。美味かった。
北京のうま煮ライスを食べると、あの頃の取材の思い出が脳裏にあふれ出す。胃袋も若かったが、正直、書いていた記事も青臭くて、今思えば少し面はゆい心境になる。
(編集部I)
【北京】
新潟県柏崎市錦町4-11
営業時間 11:00~14:00 17:00~20:00
定休日 月曜日、第1・第3火曜日
<グーグルマップより>