【Q2決算】コメリ、営業利益12.6%増 工具・建築資材が好調、PROも伸長

株式会社コメリ

株式会社コメリ(新潟市南区)は10月27日、2027年3月期第2四半期(中間期)決算短信(連結)を発表した。

営業収益は2,088億300万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は173億100万円(同12.6%増)、経常利益は172億7,900万円(同10.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は113億1,000万円(同9.2%増)で、増収増益となった。

営業総利益は736億3,000万円(同5.1%増)、営業総利益率は35.3%で前年同期から0.5ポイント上昇した。販売費および一般管理費は563億2,900万円(同3.0%増)となった一方、営業利益率は8.3%と前年同期から0.7ポイント上昇した。

商品部門別では、工具・金物・作業用品の売上高が361億3,500万円(同7.6%増)となった。中東情勢の影響で塗料用シンナーや接着剤の需要が拡大したほか、エアコン用配管材の販売が堅調に推移した。

リフォーム資材・エクステリア用品の売上高は295億6,100万円(同5.4%増)。価格高騰への懸念から建築資材の販売が好調だった。園芸・農業用品は633億1,400万円(同1.7%増)で、出荷用ポリ袋や農業用フィルムなどの需要が拡大した一方、前期に需要が高まった玄米保冷庫などの農業資材は反動減となった。

日用品・家電・カー・レジャー用品の売上高は401億7,400万円(同4.7%増)。エアコンの需要増加に加え、春先を中心に紙類や洗剤、ラップなどのまとめ買い需要が高まった。インテリア・家庭・オフィス用品は167億6,900万円(同2.1%増)、ペット用品・燃料他は132億円(同0.1%減)だった。

業態別の売上高は、パワーが全店ベースで前年同期比6.2%増、既存店ベースで同4.3%増となった。PROは全店ベースで同33.0%増、既存店ベースで同16.3%増と伸長。ハード&グリーンは全店ベースで同1.5%増、既存店ベースで同1.2%増だった。

全業態合計の既存店売上高は同2.7%増。既存店の客数は同2.2%減少したものの、客単価は同5.0%上昇した。

プライベートブランド(PB)商品では、カー用品ブランド「CRUZARD(クルザード)」やアウトドア用品ブランド「Natural Season(ナチュラルシーズン)」の販売促進を強化し、売上高は前年同期比2.2%増となった。PB商品の売上高構成比率は48.9%で、前年同期から0.8ポイント低下した。

リフォーム事業の売上高は同7.9%増。住宅設備機器などの取り付け・交換を行う「住急番取付」や、シロアリ・害虫駆除、庭木の手入れなどの「住急番サービス」の売上高は同28.6%増と好調だった。電子商取引(EC)事業の売上高も同2.2%増となった。

店舗展開では、中間期に業態転換や移転を含め5店舗を開店し、5店舗を閉店した。9月末時点の店舗数は1,234店舗で、内訳はパワー121店舗、PRO24店舗、ハード&グリーン1,087店舗、アテーナ2店舗。うち新潟県内は79店舗となっている。

また、7月から全店舗で生成AIを活用した接客支援ツールの運用を開始した。農業分野では、9月末時点で8件の農業協同組合(JA)と協業し、47店舗でJAの商品を取り扱っている。

2027年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。営業収益4,008億円(前期比4.0%増)、営業利益240億円(同4.1%増)、経常利益239億円(同2.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益150億円(同2.4%増)を見込む。

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