新潟市消防局が全国消防救助技術大会に向けて訓練

細かな動きなどを確認

新潟市消防局は21日、全国消防救助技術大会に向けて、同市中央区の西海岸公園市営プールで救助特別訓練を行なった。

大会に出場するのは、新潟市消防局中央消防署特別救助隊員の4名。7月に行われた東北地区支部消防救助技術指導会水上の部における、「基本泳法」と「溺者救助」の2種目でそれぞれ2位入賞を果たし、今月25日に開催される全国大会への出場を決めた。

両種目は水難救助のための訓練で、「基本泳法」では、視線を上げたまま飛び込んだ後、顔を水面から出した状態でクロールと平泳ぎをそれぞれ25メートルずつ泳ぐ。「溺者救助」は3人1組で行われ、救助者がロープのついた浮環を要救助者のもとへ泳いで搬送し、そのロープを補助者がたぐりよせて救助するというもの。大会では正確性とタイムが競われる。この日、隊員らは本番さながらの真剣さで訓練に挑み、細かな動きやチームワークを確認していた。

訓練を見届けた新潟市消防局の涌井勇人局長は、「ベストを尽くして力の限り戦ってこよう」と隊員らを激励。チームリーダーの水口元気消防士長は、「助けを求めている人をより早く確実に救助するという共通認識を持って取り組んできた。1位を獲って新潟に帰ってきたい」と、大会に向けての熱い想いを言葉にした。

全国消防救助技術大会は、8月25日(日)に岡山県岡山市で開催される。

要救助者から目を離さないよう視線を上げたまま飛び込む(じゅんか飛び込み)

救助者がロープのついた浮環を要救助者のもとへ泳いで搬送

補助者がロープをたぐりよせて浮環につかまった要救助者を救助