70歳代女性と80歳代女性から合計680万円だまし取るオレオレ詐欺、大阪府堺市在住の男性ら2人を検挙

新潟警察署

新潟警察署、見附署、刑事総務課および組織犯罪対策課特殊詐欺特別捜査室は2日までに、大阪府堺市在住で無職の男性(20歳)と、同所在住で建設業の男性(32歳)を特殊詐欺(オレオレ詐欺)の容疑で検挙した。

2人の男性(容疑者)は氏名不詳の者らと共謀し、2月24日に見附市在住の70歳代の女性の自宅に、息子や息子の上司を名乗って電話をかけ、「今日、吐血して病院で診察してもらった」「病院で財布をなくした」「キャッシュカードがないと決算できない」「350万円用意できないか」などと、70歳代女性の息子が至急現金を必要としている旨のうそを言った。同日、20歳の男性(容疑者)が70歳代女性の自宅を訪れ、現金430万円をだまし取った。

また、4月4日には、群馬県内在住の80歳代女性の自宅に、病院医師や息子を名乗って電話をかけ、「息子さんが喉の病気で手術をした。あとで、息子さんに連絡させる」「病院で財布をなくした」「会社のカードが盗まれて支払いができない。いくらか用意できないか」などと、80歳代女性の息子が至急現金を必要としている旨のうそを言った。同日、20歳の男性(容疑者)が80歳代女性の自宅を訪れ、現金250万円をだまし取った。

見附市の70歳代女性が被害にあった事件において、受け子役をした20歳代男性(容疑者)の犯罪事実が明らかとなり逮捕し、その後、群馬県の犯罪事実も明らかとなり逮捕に至った。また、捜査を進めたところ、32歳男性(容疑者)が20歳代男性(容疑者)を勧誘したことがわかり逮捕となった。

新潟警察署によると、2人の男性(容疑者)の認否は明らかにしていない。新潟警察署は、「駅で財布をなくしたとかで、現金を要求されるケースが多い。現金を要求されたときには注意し、家族なり警察に相談してほしい」と呼び掛けた。

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