冷凍食品製造などのピーク食品(新潟市北区)が販売不振により破産申請へ

有限会社ピーク食品(新潟市北区)

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、半調理食品や冷凍食品製造の有限会社ピーク食品(新潟市北区、設立1992年10月1日、資本金300万円、増子みね社長、従業員1名)は2日付で債権者向けに通知を出し、事後処理を村田有生弁護士(TM共同法律事務所、新潟市中央区)に一任した。今後は新潟地裁に破産を申請する予定。負債総額は調査中。

ピーク食品は1976年9月創業、1992年10月に設立された半調理食品、冷凍食品の製造会社。県内の食品製造業者や食品卸売業者などに販路を形成し、1997年9月期には約3,200万円の売上高を計上していた。

しかし、市況低迷や他社との競争激化に加え、近年は新型コロナウイルス感染症の蔓延や物価高騰の影響もあり、業績は低迷していた。また、先行きにおいても好転材料は乏しく、債務超過の状態を脱することができないものと判断し、今回の事態に至った。新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは77件目となる。

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