【おいしい米菓のために、おいしい米を】岩塚製菓、自然栽培米「天神谷米」の取り組みが10年目に 新入社員も田植えに参加

新潟県長岡市の棚田で田植えをする岩塚製菓の槇会長と、同社の新入社員たち

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は6月2日、自然栽培米「天神谷米」の田植えを行った。米菓の原材料に国産米を使うことを徹底する同社が2017年から続けている取り組みで、今年入社の新入社員計9人も手作業での田植えに汗を流した。

「天神谷米」は無農薬・無肥料の自然栽培米。岩塚製菓は、JAえちご中越や有限会社ファームリンクル(同)など共同で、本社近くの棚田で「天神谷米」の栽培をしている。この取り組みは今年で10年目となり、春の田植えには同社の新入社員も参加することが恒例となっている。

岩塚製菓の槇春夫代表取締役会長CEOはこの取り組みについて「我々は農産物を加工して商品を作っているが、原材料より良いものはできない。だから、おいしい米をどのようにつくるかを考えてきた。また、米菓は日本独特の食文化であり、それを守って伝えていくことも岩塚製菓の使命。そのためにも、米作りの体験は大切なこと」だと話す。

岩塚製菓の槇会長

田植えの中の一場面。槇会長(写真右)から苗を受け取る新入社員たち

2日午前の田植えには、岩塚製菓とグループ会社である株式会社新潟味のれん本舗(新潟県長岡市)の新入社員計9人を含む約50人が集まった。

県外出身の新入社員・友田里都子さんと世良柚乃さんは「難しくて疲れたが、初めての体験でとても楽しかった。米は炊き上がった状態や米菓になった状態で見ることが多いが、こうして田植えを経験することで、イネの成長の過程や、農家の方の苦労を身をもって体験できる。岩塚製菓は国産米にこだわっているので、仕事をする上でもいい経験になった」と話した。

槇会長は新入社員たちへ「令和の米騒動もあり、残念なことに米菓業界は国産米から離れている。しかし、お客様に笑顔になってもらうためには、おいしい原材料を使わなければいけない。田植えは、せんべい作りの原点。様々な体験を積み重ねて、大きく成長していってもらいたい」と語りかけた。

田植えの様子

田植えでの記念撮影

 

【関連記事】

岩塚製菓、「THEひとつまみ」シリーズをリニューアル 「ひとつまみでひとやすみ」を新コンセプトに展開

岩塚製菓、菰田欣也氏監修の「エビチリ味」「旨辛辣油味」米菓を期間限定販売

【決算】岩塚製菓、主力商品堅調で売上高と営業利益が前期比で増加

こんな記事も